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稲作へのこだわりは土作り・苗作りからはじまります。

秋の収穫直後からトラクターを使って耕起にはじまり、種籾の自家採種、苗作り、乾燥、籾取り・精米調整など、

すべての過程を手間を惜しむことなく、自分たちで納得いくまで丁寧に行っています。

種籾の採取は専用の種田で栽培された種籾をさらに厳選選別。

その選別は100キロの種籾からわずか100グラム程しか採取されない程、厳しい選別を行います。

◉最新技術メカ!アイガモロボット

 

「合鴨農法」をご存知でしょうか。

水田に放した合鴨に雑草を食べてもらう無農薬・低農薬栽培の一種です。合鴨たちが泳いで水田をかき回すことで、雑草もかき回されて日光が当たりにくくなり、結果的に雑草が育ちにくい環境になります。

 

しかし、実際に合鴨を飼うのは大変なこと。生き物なのでしっかりと管理をしなければなりません。

 

そこで主穂営農(かずほえいのう)が採用したのが「アイガモロボット」。アイガモロボット

 

巨大クローラーが雑草を踏みつぶし、光合成を阻害する仕組みで、合鴨と同じような役割を果たしてくれます。

しかも、バッテリーで駆動するので排気ガスはゼロ。

まだ開発・実験中のメカですが、こういった最新技術を積極的に取り入れた農法を行っています。

◉ふわっふわの土壌で元気に育つ「息吹農法」

天然のピートモス(※1)で出来ている土壌改良剤を使用しています。岐阜市の汎陽科学株式会社さんが開発したものです。

 

この土壌改良剤を土に混合させると、おいしい農作物には欠かせない微生物や菌が住みやすい環境になります。

水をやればやるほど土壌がふわっふわになり、作物の根張りを強くし、生育を活性化させます。そう、がっしりとした株姿に育つのです。

また、フラボノイド(※2)が多く含まれた色の濃い「完熟米」になります(チッ素過多ではありません)。

「安心・安全」と「おいしい米」にとことんこだわる主穂営農(かずほえいのう)では、10年以上活用しています。

※1 ピートモス…ミズゴケなどの蘚苔類やヤナギなどの植物類が堆積(たいせき)して腐植化した泥炭を脱水、粉砕、選別したもの

※2 フラボノイド … 抗酸化作用のある物質で植物の花や実が紫外線などによる破壊から身を守るために不可欠な物質です。

※息吹農法の詳細についてはこちらをご参照ください。

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◉天の恵みとともに良質な土を育てる「有機物循環農法」

よりおいしいお米を育てるためには、より良質な土が必要です。

主穂営農(かずほえいのう)では、収穫した後の稲の茎を乾かした藁(わら)を、燃やして処分するのではなく、土に還しています。

藁をはじめとした有機物を太陽熱や空気と一緒に深く鋤(す)き込むことで、それらが腐植したときに微生物が活動しやすい土壌になり、

作物が本来持っている生命力を回復させることができます。また、化学肥料も減らすことができます。

主穂営農(かずほえいのう)の「旧ハツシモ」は、このように環境にもやさしい農法にこだわっています。

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